越って?

  • 2019.02.14 Thursday
  • 11:26

先日、バスツアーで北陸に行き、宇奈月温泉に一泊しました。

それで自宅用に買ってきた物の中に、“越中”と書かれた物が目に入ったんですよ。

もちろん、宇奈月温泉は富山県なので越中になんら疑問はない訳ですが、ふと思ったのは、「越前・越中・越後の“越”ってなんだ?」。

 

疑問はすぐ調べる!

うん、これ大事。

 

「こういうことには疎いわ〜」という方にちょっと説明すると、大雑把に言えば、現在の都道府県名の昔の呼び名みたいなもの。

今でもローカルの天気予報なんかだと、使われている呼称もありますよね。

私の地元、愛知県だと尾張と三河。

岐阜県でも美濃・飛騨。

静岡県だと遠江と駿河と伊豆かな。

 

現在だと、越前は福井県、越中は富山県、越後は新潟県。

国境は現在の県境と微妙にずれていたりする部分もあるようですが、ざっくりと言えばこんな感じ。

テレビドラマ『水戸黄門』で黄門様が自分の身分を隠して名乗る時に「越後のちりめん問屋の隠居で光右衛門」と口にしますけれど、その越後は現在の新潟県で、越後も越後ちりめん(絹を平織りした織物)の生産地として有名なんだそうです。

この三国に現在の石川県である加賀と能登を加えた地域を「越(こし)」と呼んだ時代があったようです。

 

んで、“越(こし)”はどこから来るのかというと、どうやら高志から越に変わったようなんですが(読みは同じで漢字だけ変わった?)、高志が使われていたのが少なくとも7世紀や8世紀の頃だと言うので、それ以上の謂れはよく分かりません。

 

あと、越前・越中・越後の“全中後”は、京都を基準にしていると言われますよね。

京都から見ると、福井があって、その向こうに富山があって、新潟があるから、と。

これは、滋賀県の近江と静岡県西部の遠江と同じようなことで、“江”が“うみ”でつまり湖のことで、京都に近い湖=琵琶湖があるから“近江”でそれより通り湖=浜名湖で“遠江”。

この他、現在の岡山県を中心とした辺りの備前・備中・備後、福岡県辺りの筑前・筑後、長崎県と熊本県辺りの肥前・肥後、大分県辺りの豊前(ぶんぜん)・豊後(ぶんご)なんかも、大体が京都に近い方が前で遠い方が後になっています。(長崎と熊本、どちらが京都に近いかは微妙だとは思いますが)

陸奥なんて陸の奥ですからね。

当時、京都から見れば東北の北部はかなり遠くに思えたでしょうし、地の果てみたいな感覚だったんでしょうかね。

 

旧国名は単純な部分(全中後なんて特に)もあれば、なかなか趣もあったりして面白いですね。

もちろん、現在の都道府県名もそれぞれに由来もあるはずなので、興味のある方はご自身が居住している所だけでも調べてみると面白いかもしれません。

都道府県の“道”ってなんだよって思ったこともあって調べたこともありますし。

それを書くと長くなるのでやめますね。

 

 

 

 

 

残らないもの

  • 2019.01.14 Monday
  • 10:45

5年くらい前だったか、行きつけにしていた焼き鳥屋さんの大将が突然、亡くなった。

店で仕込み中に倒れたようで、そのまま帰らぬ人となったのだ。

チェーン店ではなかったので、店はそのまま閉店した。

 

思えば、個人経営だと代替わりしない限り、続けることが出来ないのは当たり前なのだ。

自分が子供の頃からならば当然、20代くらいから通っている所であっても、そこの店主とかは自分より年上なのがほとんどなので、道理ではあるのだ。

 

そんななか、代替わりをしたところもある。

ただ、少数派であることに変わりはない。

 

さて、そこに行くと決めている所ってどこだろうと考えてみる。

飲食店はともかく、よく聞く“変えたくない”ところ。

理美容室と医療機関。

医療機関なんて、厚労省や医師会が“かかりつけ医”を推奨しているくらいだし、いわゆる町医者から地域の中核医療機関へ紹介するシステムが構築されているので(その方が窓口負担が軽減されたり待ち時間が短縮されたりするようにある意味、仕向けられている感もある)、内科と歯科は割とかかりつけが決まっている人も少なくない。

自分は昨今、年に1度も風邪をひかなかったりするので、2年に1度くらい行くかどうかではあるけれど、かかりつけにしている内科がある。

夫もそこをかかりつけにしていて、夫の方は月イチで定期的に通院しているのだが、院長の娘さんが医者になったそうで、最近、娘さんの担当日に当たることがあると言っていた。

完全に娘さんに代替わりすると決まった訳ではないだろうけれど、医療の現場も様々な問題を抱えているし、女性医師であれば継ぐ医院があれば、その方が仕事として続けやすいのかもしれないと思う訳で、いずれ娘さんに代替わりする可能性は高いとみている。

 

自分が勤めていた歯科医院も途中で代替わりした。

そこは、長男と次男が歯科医になったので、長男が継ぎ、次男は別の所で開業した。

歯科医院もかなりの数で、最近では経営難に陥る所も出るような有様なので、継げるものがあるのは、ある意味、恵まれているとも言える。(時期的にもその頃は、まだ今よりはマシだった)

 

夫がいきつけにしている理容室は、夫より年上の理容師さんでご夫婦だけなので近い将来、店じまいをしてしまう可能性が高い。

跡を継ぐ人もいない。

自分のいきつけの美容室は、同級生の店なのでまだ大丈夫だけど、やはりここも後継ぎはいない。

使っている若い美容師の誰かに引き継ぐ可能性はあるかもしれないけれど。

美容室ももう過剰気味で正直、個人で新規開業は難しい状況ではあるので、固定客ごと引き継げるのは、美容師を続ける気持ちがある人なら悪くはない話なのかもしれない。

 

見渡してみると全般、個人経営でずっと残っていくのは難しい時代になっている。

もっと言えば、伝統のあるもので残さなければならないと思われるものですら、後継者不足に悩んでいる。

人口はある程度の所までは落ち込むだろうし、そう考えれば、残せないものはたくさんあるかもしれないし、淘汰されることも少なくないだろう。

それは今の日本では自然な流れなのかもしれない。

 

 

 

 

 

年始のご挨拶

  • 2019.01.01 Tuesday
  • 00:00

親離れ

  • 2018.11.16 Friday
  • 09:21

上野動物園のジャイアントパンダ・シャンシャンの親離れトレーニングが始まっています。

今週火曜日から始まったばかりなので、今の所はまだ午前中だけ、シンシンの姿が見えない所で過ごしています。

さすがにまだ始まったばかりなので、時間によってはシンシンを恋しがる様子が見受けられます。

 

上野動物園では、ジャイアントパンダの様子をネットで無料配信している訳ですが、これがなかなか痛し痒しな部分もあるようです。

と言うのも、単純に動画経由でパンダの様子を楽しんでもらえれば問題ないんですが、あれやこれやと苦言を呈する人もいるからなのです。

現在の親離れトレーニングも、他園ではこうだとか、かわいそうとか言う訳ですよ。

配信動画と少しばかりググったにわか知識で、こうすべきじゃないのかと発言したり。

 

みなさんそれぞれ、色々と感じることや考えることはあるんでしょうが、上野動物園も来年の6月にシャンシャンが中国に行くことを大前提としてトレーニングもスケジュールを考えているはずなので、部外者がにわか知識であれこれ言うのもどうなのかなと思わなくもないです。

そもそも、中国側が2年と定めているのは、2年で親離れできると分かっているからでしょうし。

そこは、ジャイアントパンダの飼育経験に基づいたものであるはずなので、知識も経験もない人間がとやかく言えることではないんですよね。

まあ、理想で言えば、自然に親離れするのを待つ方がいいに決まっていますけれど、野生環境と比べて圧倒的に狭い飼育場では、それもなかなか難しいんじゃないかと思われます。

ベルリンの動物園にいるパンダは2歳越えても母親と一緒だとかいう話もあれば、和歌山のアドベンチャーワールドは、1歳前後で親離れさせますから、上野動物園はその中間くらいで早くも遅くもない感じでしょうかね。

 

中国側との契約もそれぞれの施設で違うでしょうし(施設を運営管理しているのが自治体の場合もある)。

上野動物園は東京都の運営管理なので、契約は東京都が行っていて、そのレンタル料には当然、税金も使われる訳です。

アドベンチャーワールドのようにテーマパークではないので、動物園って入園料が安いですよね。

その入園料だけで飼育しているすべての動物の餌代が賄えるわけじゃないですし、そもそも飼育員やその他の従業員の給料だって発生するので、レンタル延長をするのにも税金を投入しなければなりません。

そういう申し入れをしたとか言う話も噂程度に出ていましたけれど、それ以降、なんの音沙汰もないところを見ると、実際に申し入れをしていたとしても、不調に終わったのではないでしょうか。

 

飼育員さん達や関わるスタッフのみなさんが、動かせないスケジュールや与えられた環境、たくさんの資料から勉強したことなど、様々なことを踏まえて動いている訳ですから、出来ればそっと見守ってあげるのが一番じゃないかと思います。

 

 

 

 

北海道胆振東部地震

  • 2018.09.10 Monday
  • 14:03

震災被害に合われた皆様に、お見舞い申し上げます。

また、大切な方を亡くされた皆様には重ねてお悔やみ申し上げます。

 

昨年10月、1週間ほどの北海道旅行に行きました。

日本一番の観光地として、国内のみならず、外国人にも人気の北海道ですが、恥ずかしながら、2002年にワールドカップ観戦のために1泊で訪れたことしかなかったので、どうせ行くなら1週間くらい行きたいねってことで、やっと北海道をちゃんと感じる旅をしたのでした。

新千歳から入り、レンタカーで定山渓→小樽→札幌→洞爺湖→登別→函館と回って新千歳から帰りました。(室蘭や大沼公園にも行ってます)

各地間の移動がすべてレンタカーだったので総走行距離約900km。

さすが北海道、でしたね。

現状では、これからの紅葉シーズンに向けて北海道旅行を計画されていた方もさすがにキャンセルせざるを得ないのではないかと思いますが、落ち着けばまた観光客も戻ってくると思いますから、観光産業に従事されている方は少々、お辛いとは思いますけれど、ご自身の生活も大事にしてください。

 

今回の地震で被害の大きかった所では、やはり新千歳空港とあとは、新千歳から定山渓に向かう時に札幌市清田区を通っているなってくらいでしょうか。

ただ、全道に及ぶ停電は、震度に関係なかった訳ですし、ライフラインが復旧しつつあるとはいえ、物流がやっと動き始めたかなと言うところなので、地震による揺れの影響を直接的に受けた所じゃなくても、生活が元通りになった訳ではないと思います。

一日も早く、日常生活が戻ってきますよう、お祈り申し上げます。

 

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