ディスる

  • 2015.02.13 Friday
  • 10:42
昨秋、文化庁から発表された、「平成25年度・国語に関する世論調査」で出てきた言葉です。
そもそもは、“disrespect”を省略したものだと言うことなんですが、これを聞いた時に私も夫も意味がサッパリ分からなかったんですよ。
それで考える訳です。
“ディス”ですから“dis-”か“diss-”の付く英単語が由来なのは分かるんですが、そんなのいくらでもあるじゃないですか。
日本語で言えば、“未”“非”“不”に“る”をつけているようなもので、何を否定しているのかさっぱり分かりません。
なので、これは日常的に使っている人達でないと意味が通じない流行語の一種になると思います。

言葉ってのは、時代とともに変化していくものだと思っているので、流行語(流行語大賞に出てくるような言葉とはちょっと違う)があるのは当然だし、おかしくもないと思うんですが、それが一時のはやり言葉で終わってしまうかどうかってのは、その言葉を聞いて、誰しもが理解できるかどうかってところにあるのかもしれませんね。
定着すれば、ずっと残っていく単語になるかもしれませんから、全世代でまんべんなく理解されていると言う“チンする”なんかは、後世になると国語辞典に載っているかもしれません。
意外と日本語にはこういうパターンの単語も多いそうですよ。
元の意味と違う意味が定着してしまったというパターンね。

「気の置けない友人」なんてのは、ちゃんと“気を使わなくてもいい友人”と言う意味だと分かっていて使っている人の方が多いんじゃないかと思うんですが、「確信犯」なんかだと、“間違っていると分かっていてやっている”という誤用される方が多いようです。
本当は、“正しいと信じて行っている”が正しい訳ですが、なかなかそうなると使うことって無いんですよね、この言葉。
ん〜、そうだなぁ。
ここのところずっと報道に載っているかの中東の危ない集団がいますけれど、彼らの行動は「確信犯」ですよね。
宗教的に正しいと信じて行動しているので。
でも、こう使ったら間違っていると思う人が多い訳です。
すでに半分以上が誤用していると言われる「確信犯」は、近い将来、誤用の方が正しいことになるかもしれませんね。

そんな感じで言葉って時代とともに変わっていくんでしょうけれど、やっぱり「ディスる」は定着しないかなあと思います。
って言うか、これって昨年の流行り言葉ですが、今でも使っているんでしょうかね。
なんか全然聞かないけど。
意味が転用される言葉もあれば、あっという間に消えていく言葉もあるってことですね。
そのサイクルが早いのも、現代日本の傾向かもしれません。


 

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  • 2017.10.21 Saturday
  • 10:42
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コメント
おっとさん、コメント&情報、ありがとうございます。
リンカーンですか、なるほど。
ワタクシ、その手のバラエティ番組はさっぱりなので存じませんでしたわ。
  • ぴろち@管理人
  • 2015/02/24 4:07 PM
リンカーン(テレビ番組)に出てきたヒップホッパーが使ったことにより一般層に広まり、そこから色々なところで使われてます。一昨年じゃなくて2007年頃から使われてますよ。
  • おっと
  • 2015/02/22 9:30 PM
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