オバマ大統領、広島訪問に思う

  • 2016.05.11 Wednesday
  • 10:49
アメリカ・オバマ大統領の広島訪問が実現しそうです。
一応決定にはなっていますけれど、直前まで何が起こるか分からないので、“しそう”という表現にとどめておきましょうか。

決定に至るまで、アメリカ国内では色々と物議を醸していたようですし、様々な意見も出ているようですが、自分が聞いた中で、「ああ、そこ気にしているんだ」と思ったのが、訪問することによって謝罪を要求されるのではないかと言う意見があるという話でした。
アメリカ国内では、原爆を投下したことに肯定的な意見を述べる人が多いとは聞きますが、そこに対する日本国内での議論は、多分アメリカのそれとは違うような気がします。
思えば、韓国や中国はずっと継続的に謝罪を要求していますけれど、日本では被爆者がアメリカに対して謝罪請求を大々的にしていると言う話は聞きません。(全くない訳ではないでしょうが)
なので、オバマ大統領が広島を訪問するかどうかが話題に上がって来ても、じゃあそこで謝罪をしてもらおうという話は聞きませんよね。
少なくともメディアは、そういう報道はしていません。
だから、意外と注目点と言うか、重きを置いているところが、アメリカ人と日本人では違うのかもしれませんね。

では、日本人が何を期待しているのかと言うと、それはやはり『核兵器廃絶』でしょう。
アメリカ人は日本人が過去にこだわっていると思っているようですけれど、日本人はこの先の未来に対してこだわっているんですよ。
こういうのも国民性とか精神性とかあるんでしょうかね。
日本で大きな災害や事故が起こると、もちろん保障問題とか救済措置とかもあるけれど、日本人の感覚では、「起こってしまったことはもう元には戻せないから、それを教訓にして、先々でまた同じことが起こらないようにしよう」という意識が芽生えます。
そのために何をするべきかを考えるのが、日本ではごく当たり前のことじゃないかと思いますが、他国では違うんですかね。
今、70年前の原爆投下の責任云々を問うより、原爆投下でどれだけの悲劇が生まれるかを認識してもらい、二度と同じ過ちを犯さないでほしいと言うのが、被爆国・日本の国民の願いであると思うんですよ。

広島の平和記念資料館に行ったことがあります。
正直、二度と行きたくありません。
それぐらい辛いです、あそこは。
広島に縁もゆかりもない私ですが、そう思いました。
でもそれは現実に起こったことです。
核保有国の政治家の皆さんには、必ず一度は訪問してもらいたい。
あなたたちが政治の道具として保有している核兵器がどう言うものなのか、現実を知るべきだと思うのです。
それが、核保有国の責任です。
核兵器の実験が成功したと言って喜んでいる、もしくはお祝いさせている指導者にも同じことを言いたい。
あなたたちがそうやって喜んでいるその兵器は、どれだけの悲劇をもたらすものか、本当に分かっているのかと。
自分さえ安全ならどうでもいいんでしょうが。
アメリカ国民で、原爆投下を肯定しているみなさんもちゃんと見てもらいたい。
そして今、アメリカが核兵器を保有している是非をちゃんと考えてもらいたい。
この機会に、アメリカ国民が、過去の問題ではなく、この先の地球の未来に向けて、核兵器の問題を真剣に考えてくれるといいと思います。

 

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