走馬灯

  • 2017.04.15 Saturday
  • 15:11

よく人間は非常事態に直面すると、色々なことが頭に走馬灯のように浮かんでくるなどと言います。

自分の記憶の中から、今直面している状況を少しでも立て直すのに役立ちそうな情報を探すための作業だと聞いたことがあります。

 

手術を受けた時、一番大変だったのは術後の夜でした。

私の場合、生死にかかわるような病気ではなかったので、もっと大変な経験をされた方もいるでしょうけれど、術後と言うのはそれなりに大変なんですよ、やっぱり。

 

そもそも入院なんてしたことないですからね。

日帰りの手術は経験したことがあって、その時に全身麻酔(時間が短かったので軽め)も経験したんですが、それ以外は初めてのことが多かったですよ。

それこそ点滴ですら初めてだったので。

あとは、MRIも初めてだったし。

術後、麻酔から覚めたのが手術室で手術台からベッドに移動させられた時で、一瞬パニックだったし。

点滴は術前の検査を受けに行っている時から刺さってて、手術前に剃毛と尿道カテーテルをやったんだけど、これももちろん初めて。

術後、点滴と尿道カテーテル以外にも心電図も付いていたし、酸素マスクもしていたし、肺動脈塞栓症を予防するために足にフットマッサージャーみたいなのをはめられていたしで、身体に色々な物が付いていたんですよね。

あ、自動で定期的に脈を計る機械も付いていたかな。

病室に戻ったのが20時くらいだったようですが、周囲の会話で確か、酸素マスクは午前0時に外していいよみたいなことを言っていたので、時間はさっぱりわからなかったけれど、酸素マスクを外してくれたら午前0時ってことなんだと思っていました。

時間が経つにつれ、つけられていたものが徐々に減って、尿道カテーテルが翌々日だったかな。

点滴が3日後くらいだったと思います、外れたの。

それが最後でした。

 

そのしんどいなぁと思っていた時に、私の頭の中に浮かんでいたが、星野源くんの病気の話だったんですね。

彼はクモ膜下で私よりはるかに重病でしたから、私よりももっと辛かったはずなんですよ。

しかも2回も手術を受けているし。

大体、術後に私は一般病室でしたもん、個室ではありましたけれど。

彼は1ヶ月だっけか、集中治療室ですからね。

なので、これでもそこまで大変じゃないんだよ、時間が経つのと同時にどんどんラクになるからと自らを励ましていましたね。

MRIもすごく大きな音がするとは聞いていたので、覚悟が出来ていたせいか、我慢できる程度だったし(源くんみたいに頭が痛い場合の方が辛いのかも)、閉所恐怖症じゃないからそれも問題なかったし。

ただ、腰が痛くてたまらなかったので、仰向けに寝て動いちゃいけないってのが耐えられなくて。

少しでも気を紛らわせようと「お腹痛〜い、腰が痛〜い」とぶつぶつ言い続けていましたが。

あと源くんは、麻酔していない時に入れた尿道カテーテルが痛かったと言っていたんですが、私は平気でしたね。

男性と女性とでは違うのかしらね。

私の母も経験者ですけれど、痛がらなかったし。

手術は腹腔鏡手術手術だったので、切ると言うより、切れ目を数か所入れるみたいな感じで、私の場合は3ヶ所。卵巣を摘出するのに都合が悪ければもう1ヶ所開けると言われたようです。(細かい手術の説明は夫が聞いていて私は緊急オペだったせいかあまり詳しくは知らないのです)

臍のところと、その10cmほど左と、右の下腹部の方の3ヶ所ですが、どれも2cmくらいの傷です。

なので尿道カテーテルが外れたところから自力で歩いてトイレに行ってたんですが、最初の3日くらいでしたかね、体を起こす時に傷口がちょっと傷むのって。

でもその程度なので、開腹手術よりは断然ラクです。

 

源くんがね、復帰後に闘病生活、特に入院中の話を自身のラジオとかで話していたんですが、彼がなぜ話したかと言うと、そういう話が誰かのためになればいいと思ったからってどこかで言ってたんですよ、確か。

自分が経験したことがないことは、どれだけ頭の中でいろいろな記憶が走馬灯のようによみがえってきたとしても見つからない情報じゃないですか。

となると、こうやって他人の経験でも情報として自身の記憶の中に入れておけば、何かしらの役に立って、不安も少しは和らぐかもしれないですよね。

私の場合は卵巣腫瘍茎捻転でしたけれど、卵巣嚢腫でも同じような手術になると思うので、そういう病気になった人の役に立てばいいかなぁと思って、私もこの話をブログに挙げました。

あとは自分にとっての記録でもありますが。

 

その他の入院中の話はまた後日にでも。

 

 

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  • 2017.08.19 Saturday
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