知る権利は本当に権利なのか。

  • 2017.06.24 Saturday
  • 09:59

かねてより闘病中だった小林麻央さんがお亡くなりになりました。

各メディアは、そのことを大々的に報じました。

歌舞伎役者の妻と言うだけではなく、ご本人がフリーアナウンサーやそれ以前もタレントとして活動していて知名度はありましたけれど、あまたいる芸能人の中で特別感があるタレントさんではなかった彼女がこれだけ大きく扱われたことは、乳がんの闘病中であったことによる社会への影響力が大きいということが最大の要因だったのではないかと思います。

 

ただ、そう仕向けて行ったのはメディアだったのではないでしょうか。

ひっそりと闘病していた所をスクープとばかりに報道し、公表せざるを得ない状況に追い込んだのは、他でもないメディアだったのですから。

 

この麻央さんの闘病生活は、メディアの在り方を改めて考えさせる出来事にもなりました。

身体の苦痛は精神の苦痛でもあります。

そこに容赦ないメディアの攻撃。

限られた時間の中で可能な限り穏やかな時間、家族との優しい時間を過ごしたいと願っていたであろう麻央さんの気持ちは、どれだけマスコミ各位に届いていたのか。

 

麻央さんが自宅で亡くなられた時、それを察したマスコミも結構いたようですが、海老蔵さんのご自身で伝えたいとの気持ちを察して、公表されるまで報じなかったと聞きました。

それだけ聞くと配慮された美談のようですが、それ以前にもずっと海老蔵さんの方からお願いされていた自宅周辺での取材などはあまり聞き入れていられなかったようなので、美談と言うよりはせめてもの罪滅ぼしになるかならないかのことのように思いました。

 

私は海老蔵さんの記者会見を拝見しませんでした。

そこで見なくても、いくらでも耳にすることがあるだろうし、10年にも満たない結婚生活で最愛の妻を亡くした海老蔵さんの悲しみは察するに余りあって、そうして悲しむ姿を見たいとは思わなかったからです。

 

舞台も勤めなければならない中、きちんと会見を行った海老蔵さんは立派ですし、これだけでマスコミに対して十分義理を果たしていると思うので、これ以上の取材が必要だと思えません。

 

私は彼や残されたお子さん、お二人のご家族の悲しみをわざわざメディアで見たいとも知りたいとも思いません。

それよりも、最後の時を静かに過ごさせてあげて欲しいと思います。

その部分に、他人の知る権利なんてないと思います。

 

最後に、小林麻央さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

またご家族の悲しみは決して癒えることないでしょうが、しっかりと前を見て生きていくことが麻央さんへの供養になると信じてこれからの時を過ごしていただきたいと思います。

 

 

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  • 2017.12.13 Wednesday
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